ふくろう(映画)は、新藤兼人監督が原作・脚本・美術を務めて制作された異色のサスペンス作品です。(2004年)
母娘と奇怪な連続殺人事件を巡る関係を、ブラックなユーモアを交えて描いています。
当時24歳だった伊藤歩がヌード・おっぱいを披露!
そんなふくろう(映画)のあらすじや感想、キャストなどを紹介します。
ふくろうのあらすじ
東北地方の過疎化した開拓村で、一軒の荒屋にひっそりと暮らしている母と娘。
2人は食べる物がなくなって餓死寸前となり、生き延びるためにダムの工事現場で働いている男たちを相手に売春を始める。
しかしこの開拓村で度重なる男たちの蒸発が起き、そのことに不審を抱いた巡査が母と娘のもとへやって来た・・・。
ふくろうの感想
『ふくろう』
享年100歳の新藤兼人監督が90代でこれを撮ったのがすごい。開拓移民として辛酸を舐め続けた母娘が、自らの体で男達を支配し、金も命も喰らい尽くす復讐の物語。
夜のふくろうのように妖しく艶かしい大竹しのぶ。獣の声で断末魔の悲鳴を上げる男達。
悲劇と喜劇の狭間のシュールな怪作。 pic.twitter.com/fF0RpE69Nj— ミユキ (@QUuQZs1DKVQfb5q) 2019年12月10日
新藤兼人監督作品でも早い時期に観れたうちのひとつが『ふくろう』
女のずるさと強さとを母子役の大竹しのぶと伊藤歩が演じていて、たまたま訪れた男達を誘って騙して…コミカルでもあり寓話的な恐ろしさみたいな感じもあり。
伊藤歩はまだ21、22歳くらい?母子二人の場面が多いのに見劣りしない演技。 pic.twitter.com/bqbUVGfAgD— まつこ (@ma2kox) 2019年12月9日
「ふくろう」
かなり変な映画だった。
寒村の一軒家から一歩も出ないワンシチュエーションもので、まるで演劇の舞台をそのまま撮ってスクリーンに映したかのような趣。
大竹しのぶが凄まじい怪演。
伊藤歩のボカシ一切なしの仁王立ちの行水シーンという特大ボーナス付き。— EYK (@eyknicholdeka) 2019年3月27日
ふくろう_amazon
コレめっちゃ面白い、新藤監督90歳時の作品、スッゲェ!
大竹しのぶの凄みと伊藤歩の脱ぎっぷり、舞台劇で
背景は重いテーマなんだけどカラリとコミカルに描いて
あらゆる手段で生き残る女と欲ボケ色ボケで身を滅ぼす
滑稽な男たちは世の常なのかw〓 pic.twitter.com/fzJ6jysh9B— エルマージュ (@elmer0775) 2018年12月16日
ふくろうって映画が凄い。大竹しのぶさんってやっぱり凄いなあ。gonin2とか黒い家とか、怪演をさせたら最高の女優さんだなあ。ストーリーも大してないのにこんなに魅せるのは、やっぱり役者さんの力だなあ。男の方もみんな上手いし、伊藤歩さんも合ってる。みんなそれぞれ死ぬ時の演出が良い。
— よねり (@yoneri_yonezato) 2018年12月14日
ふくろうのキャスト・スタッフ
ユミエ役 大竹しのぶ
エミコ役 伊藤歩
ダム男A役 木場勝己
ダム男B役 柄本明
ダムかんとく役 原田大二郎
電気屋役 六平直政
電気屋上司役 魁三太郎
水道屋田役 口トモロヲ
監督・原作・脚本・美術 新藤兼人