サンダカン八番娼館 望郷(映画)は、山崎朋子の小説「サンダカン八番娼館-底辺女性史序章」を原作に、熊井啓監督が映画化した作品です。(1974年)
日本から東南アジアへ売られた娼婦の生涯を描いています。
高橋洋子がヌード・おっぱいや濡れ場を披露!
そんなサンダカン八番娼館 望郷(映画)のあらすじや感想、キャストなどを紹介します。
サンダカン八番娼館 望郷のあらすじ
女性史研究家の三谷圭子は、“からゆきさん”のことを調べていくうちに天草で小柄な老女・サキと出会う。
圭子はそのサキがからゆきさんと確信し、彼女が経験した過去を聞き出すために共同生活を始めた。
やがてサキは重い口を少しずつ開いて、あまりにも衝撃的な生涯を語り始めていく・・・。
サンダカン八番娼館 望郷の感想
『黒部の太陽』に衝撃を受け、現在、熊井啓監督にどハマり中なのだが、『サンダカン八番娼館 望郷』は凄かった。明治時代に東南アジアに売られた元”からゆきさん”と、女性研究者の心の通いを描いた作品で、1974年製ながら、近年散見されるシスターフッドを大いに感じる作品だった。ラストは…閉口した pic.twitter.com/udHzsPmvNz
— 中嶋駿介 @映画『Share the Pain』 (@mame620228) January 4, 2021
熊井啓監督『サンダカン八番娼館 望郷』(演出が過剰な所もあるが)なにより老いたからゆきさんを演じた田中絹代さんが素晴らしい。東京に帰ってしまうヒロインから形見に手拭を貰い嗚咽する場面、母親が編んだ布で作った布団を商売道具として大切にしてきた彼女の人生とも重なり感動させられる。
— kaoru316 (@kaoru316) August 25, 2013
当時21歳だった高橋洋子のヌード・おっぱいや濡れ場シーンも見所の1つです。
サンダカン八番娼館 望郷のキャスト・スタッフ
栗原小巻
高橋洋子
田中絹代
水の江滝子
水原英子
藤堂陽子
柳川由紀子
中川陽子
梅沢昌代
久住真理子
監督 熊井啓
原作 山崎朋子
脚色 広沢栄 / 熊井啓