初恋・地獄篇(映画)は、羽仁進監督が寺山修司と共同で書いたオリジナル脚本を映画化した異色の青春映画作品です。(1968年)
ドキュメンタリーや隠し撮り、8mmフィルムなど実験的な手法を交えて描いています。
石井くに子がヌード・おっぱいや濡れ場を披露!
そんな初恋・地獄篇(映画)のあらすじや感想、キャストなどを紹介します。
初恋・地獄篇のあらすじ
シュンは父と死別して母親とも別れたあと教護院に入り、そのあと彫金師に引き取られて成長した。
孤独に過ごしていたシュンはある日、ヌードモデルをしているナナミという少女と出会う。
二人はホテルへ行くことになったが、初めての経験だったシュンは戸惑い、体を交えることなく出てきてしまった。
ナナミはヌードモデルの他に女同士が戦い合うキャットファイトの仕事もしていて、その姿を偶然窓から覗き見たシュンは見張りの男に追い出されてしまう・・・。
初恋・地獄篇の感想
⑥「初恋地獄篇」(1968)日本、 羽仁プロ 素人の少年、少女を起用した 奇妙な味わいが残る作品。寺山修司色が、天井桟敷色が強い。羽仁作品、「不良少年」(1961)のような色ではない。この「不良少年」、武満徹の軽快なワルツ曲が印象的で 爽やか。
— あふみたかし (@XCSSEhNnxjwfTd7) 2020年2月22日
#1日1本オススメ映画
初恋・地獄篇 1968 監督脚本編集:羽仁進 脚本:寺山修司
劇映画が苦手な演劇と実験映画の人と、ドキュメンタリー社会派監督が合作したら、なんだかじっとりした初期ガロ的な映画になった。寺山系映画ではこれが好き。 pic.twitter.com/TmJHwQDZvX— 🐾くるくるパーティー🧷MAD TEA PARTY (@1972tue0127) 2015年6月14日
『初恋・地獄篇』は50年前の映画だけど、主人公の童貞感は今と全然変わって無いのが凄い!キャットファイトとヌードモデルやってる女子のメンヘラ感というか根暗感も本質的には変わって無いのかも。観ててむず痒くなる映画NO1 pic.twitter.com/EPB6upJyrJ
— 魂のアソコ覆面仮面さそり監督 (@sasorikantoku) 2018年1月17日
当時19歳だった石井くに子のヌード・おっぱいや濡れ場シーンも見所の1つです。
初恋・地獄篇のキャスト・スタッフ
俊一役 高橋章夫
ナナミ役 石井くに子
養父役 満井幸治
養母役 福田和子
実母役 宮戸美佐子
ひげ男役 湯浅実
ひげ男の妻役 額村貴美子
催眠術医師役 木村一郎
メッカチ役 支那虎
代数役 浅野春男
俊一の幼年時代役 宮原紀幸
監督 羽仁進
製作 藤井知至
脚本 寺山修司 / 羽仁進