鑓の権三(映画)は、近松門左衛門の浄瑠璃「鑓の権三重帷子」を原作に、篠田正浩監督が映画化した時代劇作品です。(1985年)
田中美佐子がヌード・おっぱいや濡れ場を披露!
そんな鑓の権三(映画)のあらすじや感想、キャストなどを紹介します。
鑓の権三のあらすじ
出雲の国、松江藩の表小姓・笹野権三は器量がよく、槍さばきが上手いうえに茶の道にも通じている。
権三は出世のためにと茶の湯の極意の伝授を茶道の師の妻・おさゐに懇願したのだが、権三にはお雪という許婚もいたたこともあり、おさゐとの不義密通の濡れ衣を着せられてしまいやむなく二人は逃走の旅に出た・・・。
鑓の権三の感想
篠田正浩『鑓の権三』を観た。偶然が男女の道行きを駆動する。『心中天網島』とは異なり真正面から物語が描かれている。身震いするような伊達者に郷ひろみ、好色な悪漢に火野正平という配役が良い。
— クロエ (@chloe19790324) October 11, 2016
篠田正浩『鑓の権三』はその映画化で艶気がもう垂れて濡れてる四十路岩下志麻がさゐを演じ。状況に流される軽薄な色男権三が郷ひろみだ。近松作品は“そんなことで?”と些細な契機で人や男女が流されるが、こういう人物がこの関係性で配置されたら流されるだろう。と静かに納得する映画になってる。
— yamasaci tohru やまちんぬ (@yamachin_nu) December 23, 2016
当時26歳だった田中美佐子のヌード・おっぱいや濡れ場シーンも見所の1つです。
鑓の権三のキャスト・スタッフ
郷ひろみ
岩下志麻
火野正平
田中美佐子
大滝秀治
河原崎長一郎
竹中直人
浜村純
小沢昭一
監督 篠田正浩
原作 近松門左衛門
脚色 富岡多恵子